TUTUMU
- つつむ -
優れたデザイナーと経験豊かなメーカーの出会いが生んだ
理想のコラボレーション・アイテム
半世紀以上の歴史を持つ株式会社木和田正昭商店が、
神戸を拠点にするデザイナーと育てるブランドTUTUMU。
ありふれた日常が愛おしくなる、そんな“できる普段着”バッグをお試しあれ。
シルエットと機能性
リュック、ショルダー、トート….TPOに応じて持ち分けることが多いカジュアルバッグは、そのシルエットにより用途が変化したり増減したりする。また機能性と使いやすさも重視。ポケットはたくさんあればいいというものではなく、必要なものを必要なだけという考え方も有効。さらには、裏地が暗い色の場合、内ポケットの口にテープを施すなどの工夫も。
選び抜かれた素材
細部まで目の行き届いた構造に驚くと共にユニークな存在感を放つTUTUMUのバッグが決して出しゃばらないのは、その素材ゆえだろう。風合いに富んだ国産ナイロンをはじめ、色、手触り、撥水性、耐久性などすべての面で各バッグの条件をクリアした素材はアースカラーを中心にした色展開。見た目にも重くならず軽やかな印象を与えるから、どんなシーンにも自然に溶け込む。
ブランドの代表的なトートバッグを始め、一部のアイテムにドライな質感で撥水性の高い国産の特殊ナイロン「KONBU-N」を使用している。
軽くて丈夫。かつ色落ちもしにくい上質素材。
兵庫県姫路製の染料仕上げフラットレザーを一部に使用。ヌメ革風のソフトな張りとマットな表面が特徴。
強度を上げるうえにデザインのポイントとなっている。使い込む程に変化するエイジングも楽しみだ。
綿密なコミュニケーション
メーカーはシーズンごとにできる限りの素材(革や生地など)情報を渡す。デザイナーはそれらを吟味し、新たなデザインをし、既存製品の素材や色のマイナー・チェンジを行なう。両者のコミュニケーションがあってこそ、より良いバッグを作ることができるのだ。
ある時、TUTUMUのデザイナーが、木和田正昭商店に相談を持ちかけました。カバンの生産を発注しているメーカーが納期を守ってくれない、と。彼らのデザインを見て惚れ込んだ木和田社長は、生産を引き受けることにしました。社長は言います。「自分たちでデザインして、メーカーさんに頭を下げて作ってもらって、自分たちで売りに行って……そういう苦労している人たちが日本中にはたくさんいます。才能があっても、作ってもらえないこともある。僕は、そういう人と一緒に仕事をするのが好きなんです」。素敵なバッグの背景には、素敵な出会いがありました。