超撥水レザー コラボ企画商品
フルベジタブルタンニンなめしレザー
今回のコラボレーション企画は、イタリアンレザー。
それもオーガニックな素材“フルベジタブルタンニン”でなめされた超撥水の革でバッグを作ること。
撥水レザーは、既に多く出回っているがほとんどが薬品を使ったクロムなめしで、フルベジタブルタンニンなめしを使った革は、とても希少。
さらに、クロムなめしではなかなか味わえない自然なエイジングが楽しめ、超がつく程の撥水性の高さが売りである。
豊岡鞄は、2019年3月、初の海外展示会「香港APLF展」へ出展。そこで超撥水レザー(イドロアリゾナ)を扱うブリターニヤ社(La Bretagna)と出会う。
そして、イタリア・トスカーナの伝統的な製法である「バケッタ製法」を用いて作られたブリターニヤ社のナンバーワンレザー「アリゾナ」をベースに、長年の研究と試行錯誤の結果高い耐水性を備えた革〈イドロアリゾナ〉が誕生。
ナチュラルで均質なシボとマットで柔らかい質感でありながら雨や油などを寄せつけない高い撥水性を誇る。
植物タンニンだけを使ってなめされた革は、鮮やかで発色もよく、すばらしいエイジング(経年変化)が期待できる。
タンニンなめしの革は、水に弱く汚れやすいもの。タンニンなめしでありながら耐水性を備えた革の実現・・・。 革なめしで使われる木などの植物は、水を通す「親水性」の素材の一つで、水を通さないと言う自然と反する取り組みには、困難を極めたそうだ。 長年積み重ねてきた知識と経験、5年間市場に存在する多種多様なオイルとタンニンの研究を重ねた末、高い耐水性を誇る革の「宝石」〈イドロアリゾナ〉が完成。 20時間水滴を通さない程の驚きの撥水の高さである。
また、鞄の縫製に使用している糸には、超撥水加工の糸を採用。
撥水レザーと合わせて糸からの染み込み防止に役立ち、大切な内容物を浸水から守る。
この革を使った鞄製品は豊岡鞄が国内初。
伝統的な製法と革新的な手法で生み出された超撥水イタリアンレザーを豊岡の鞄職人が丁寧に縫製。
エイジングを楽しみながら水を寄せつけない新しい豊岡鞄を実際に体感頂きたい。
製品で使用の撥水レザーは、2019年12月にイタリアより入荷したレザーを使用しております。
※すべての製品は、完全防水ではありません