海を守る 漁網再生素材の鞄
海を守る漁網再生素材の鞄
100年後の子どもたちにも、
恵みの多い海を。
地球を守る行動を「豊岡鞄」は始めています。
100年後も豊かな海と鞄に支えられた街であるために。
豊岡は「海の近く」にある「鞄の街」である
気候変動への対応や海の豊かさ守ために、つくる責任(製造業)と使う責任(漁業者・製造者・利用者)をより善く果たすために、鞄に関わる多くの人と協働で取り組むことが、未来の子供たちや社会への責務だと考えます。
豊岡鞄はよりよいこれからのために、サスティナブルな取り組みを始めています。
※売上の一部を、一般社団法人 ALLIANCE FOR THE BLUEに寄付いたします。
海洋環境の現実
いま、世界中で大きな問題となっている海洋プラスチックごみ。 世界全体で年間約800万トン、日本国内からは2~6万トン発生していると推計されています。 また、日本の海岸に漂着している海洋ごみ(人工物)のうち、漁網・ロープが容積ベースで2~3割を占めています。(2016年・環境省、国内10地点での漂着ごみ調査)
海に流出するこれらのプラスチックごみは海の汚染だけではなく、海の生態系にも大きな影響を及ぼしており、この状況が続けば海洋環境とヒトとの持続的な関わりが破綻してしまいます。
海洋ゴミを減らし、 未来に綺麗な海をつなぐ
資源循環の為の取り組み
この問題を早急に解決するべく、「ソーシャルイノベーション」のハブとなり、子ども支援、障害者支援、災害復興支援などを行う日本財団の支援により、海洋ごみ削減と資源循環を目的とする連携組織「ALLIANCE FOR THE BLUE(アライアンス・フォー・ザ・ブルー)」が結成されました。
石油化学や日用品・飲食品・包装材メーカー、小売り、リサイクル企業など多種多様な企業が参画し、プラスチックバリューチェーンの上流から下流を網羅した企業が連携することで、企画から流通・製造・消費・処分・再利用といった一連の各過程で、一貫した対策を図ることを狙いとしています。
Product for the Blue
「Product for the Blue」は、“廃棄される漁網再生生地を利用し、付加価値をつけて製品として生まれ変わらせアップサイクルを行う”ALLIANCE FOR THE BLUEの取り組みの一つです。
日本一の鞄生産量を誇る“鞄の街”豊岡市は、「海の恵みと暮らすまち」です。 未来に美しい海を繋ぐため、豊岡鞄は「Product for the Bleu」に参画し、廃棄される漁網再生生地を利用した鞄を送り出します。
漁網再生生地 REAMIDE(リアミド)
北海道の道東エリアで回収した廃棄漁網を活用し、ごみの分別や洗浄などを経て、原料となる再生ペレットを製造。
製糸、織布の各過程をアライアンスに加盟する複数企業の協働を経た後、豊岡鞄認定企業により、鞄へと生まれ変わります。
[ 漁網再生プロセス ]漁網が鞄に生まれ変わるまで。
廃漁網の回収・分別、洗浄、減容
- 有限会社山本漁網店 -
運搬・裁断・加熱・ペレット化・製糸
- リファインバース株式会社 -
製糸・紡績・織布・テープ
- モリト株式会社 -
鞄製造・販売
- 豊岡鞄認定企業 -
持続可能な社会の実現に向けて
豊岡鞄は、お客様に長く大切に使ってもらえる鞄づくりを基軸としたブランドです。 廃漁網から再生した生地を使い、豊岡鞄認定企業にて時間と想いを込めて制作した鞄をお届けします。
美しい海をイメージし、ディープブルーとオーシャンブルーの2色のバリエーションを発売をいたします。
持続可能な社会の実現に向けて、企業としての責任を果たすため、豊岡鞄は動き始めています。
【 リリース情報 】
ディープ・オーシャンブルー:2021.10月発売
サンドベージュ:2022.6月〜 順次発売