Artisanは豊岡市の地場産業である「鞄」を軸に、
地域の鞄関連企業をはじめ、団体・施設と連携して、SDGsに取り組んでいます。
Artisanの考える、
サスティナビリティ
サスティナブルな製品を購入することももちろん環境への配慮に繋がりますが、
“今あるものを長く大切に使う”という基本的な意識を持つことも社会や地球への貢献になると考えます。
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Artisanは豊岡市の地場産業である「鞄」を軸に、
地域の鞄関連企業をはじめ、団体・施設と連携して、SDGsに取り組んでいます。
鞄産業の活性
Artisanは、豊岡市の中心部に位置する「カバンストリート」にて、鞄の施設「Toyooka KABAN Artisan Avenue(トヨオカ カバン アルチザン アベニュー)」を運営しています。同施設を拠点に、Artisanでは様々な取り組みをおこなっています。
Toyooka KABAN Artisan Avenue
1階は、国内有数の鞄産地・兵庫県豊岡市の地域ブランド製品(「豊岡鞄®」※)の認定ショップであり、そのほかに「豊岡製カバン」と位置付けする“豊岡で生産された鞄”や、2018年に立ち上げられた財布の地域ブランド「豊岡財布」等の製品を選りすぐり販売するショップである。
※「豊岡鞄®」は、兵庫県鞄工業組合が運営する商標登録を受けた地域ブランドである。同組合に所属する「認定企業」が製造し、かつ品質の厳しい基準を設けた審査会をパスした「認定製品」のみがブランドのタグを付けることができる。
環境にやさしく資源を大切に活用した商品の販売
豊岡鞄の認定企業が環境に配慮して製作した商品を販売し、環境にやさしい、持続可能な社会を目指します。
豊岡鞄は、つくる責任と使う責任をより善く果たすため、サスティナブルな取り組みを始めています。
「豊岡小物®」は、国内屈指の鞄産地・豊岡から、サスティナブルな社会を目指す取り組みの一つです。兵庫県鞄工業組合の地域ブランド「豊岡鞄」では、鞄生産の際に出る革の端材、生地の端材等を有効活用する事で廃棄量を減らし、長く使っていただけるように高品質な小物にしています。
【Product for the Blue】海を守る 漁網再生素材の鞄
SDGs14番目の項目に掲げられている「海の豊かさを守ろう」。海の近くにある鞄の街ができる取り組みとして、「豊岡鞄®」(兵庫県鞄工業組合)では、関係団体と連携し、増え続ける海洋プラスチックゴミのうち、廃漁網を資源循環し有効活用する取り組みを展開しています。ナイロン生地として生まれ変わった廃漁網を使用し、豊岡鞄の複数の製造企業が様々なアイテムを生産しています。
【レッザ・ボタニカ】食の副産物を活用したアップサイクルバッグ
ワインの絞りかすで染めるサステナブルレザー「LEZZA BOTANICA VINO(レッザボタニカ・ヴィーノ)」を使用した「豊岡鞄®」のシリーズ。産業廃棄物として捨てられるワインの製造工程で出たブドウの搾りかすを、タンニン鞣しと染色の一部に活用。ポリフェノールにより、力強さとしなやかさを備えた革は、深みのある色と抗菌・消臭効果が特徴です。その他、廃棄される「お茶殻」を活用した革シリーズも今後展開予定。
タイムバックスのカルドシリーズ
豊岡鞄を生産するブランド「タイムバックス」では、素材を有効活用し裁断時に出るゴミを減らすなど、製品づくりに工夫を凝らしています。「カルド」シリーズでは、環境を意識した地球にやさしいエコ素材「カルドツイード」を本体に使用。この素材は、未利用のまま廃棄される繊維原料や紡績、織布工場で発生する糸くず、布地等を集めて糸に再生した「特紡糸」を使用して織られたリサイクル生地です。ミックス感のある表情、柔らかな風合い、ふわっとしたボリューム感が特徴。2018年から発売されているタイムバックスの人気シリーズです。
Atelier nuuのスナップべジシリーズ
豊岡鞄を生産するブランド「Atelier nuu」では、廃棄されるタマネギの皮から出た天然成分を活用して合成繊維を染めた「Onibegie®」を使用した「スナップベジ」シリーズを展開しています。天然色素を使ったナチュラルなカラーは、見た目に美しいだけでなく、紫外線の反射が少なく目にも優しい素材です。また、Atelier nuuブランドは、2025年までに使用する全ての材料を環境負荷の低い素材に統一することを目標に掲げ、長く愛用頂ける普遍的な商品作りを目指しています。
持続可能な取り組みで地方創生、地域連携
「Toyooka KABAN Artisan Avenue」は、鞄をテーマにした様々な交流拠点であると考えます。
豊岡の鞄産業の伝統を受け継ぐ
Artisan Schoolでは、スケッチから図面、型紙、裁断、処理、縫製、仕上げまで、鞄作りの一連の工程を1年間で学ぶカリキュラムを設置しています。さらに、デッサンやマーケティング等の知識も学び、卒業まで20本以上の鞄を作ります。高齢化する職人や鞄作りに携わる人材に新風を吹かせるべく、技術や知識の継承だけでなく、技術革新や新製品を生みだす発想力を養い、豊岡の鞄産業をリードする人材の育成を目標に掲げています。
また、豊岡市や豊岡市内の鞄関連企業の協力を受け、就職支援をはじめインターン等交流の場を積極的に設けています。毎年一定数の卒業生が豊岡に定着し、地域ブランド「豊岡鞄」の企画・生産にも複数の卒業生が携わり、活躍しています。
また、鞄製造企業から革の端切れや未使用の余り生地等の提供を受け、授業で生産する鞄の材料に使用しています。製造企業の協力で、廃棄される資材を無駄なく活用。ゴミを減らし環境にも役立てています。
Toyooka KABAN Artisan School
Toyooka Kaban Artisan School(トヨオカ カバン アルチザン スクール)は、
豊岡市や兵庫県鞄工業組合の協力の下、豊岡まちづくり株式会社が運営する鞄のエキスパートを養成する専門校。
市内に180社以上の鞄関連の企業が存在する国内最大の鞄産地で、1枚のラフスケッチから一人で1本の鞄を製造できる職人の育成を目指す。
Artisanの考える、
サスティナビリティ
サスティナブルな製品を購入することももちろん環境への配慮に繋がりますが、
“今あるものを長く大切に使う”という基本的な意識を持つことも社会や地球への貢献になると考えます。