暮らしのストーリー
〜豊岡鞄のある暮らし〜
Story Vol.02
温かな陽気に誘われて、
夫婦で近くの公園まで。
夫婦それぞれ異なる用途で使いこなす、
直帆布のショルダーバッグ。
妻と過ごすささやかな至福のひととき。
冬の終わり、春の始まり。
長い冬が終わり、積もり残っていた雪も解け、所々に花が咲き始めた。
豊岡にもようやく春の訪れを感じられる陽気になってきた。
普段は車で出掛けることが多いが、こんなに温かな日差しで目覚めると、思わず散歩がしたくなる。
最近始めた趣味のカメラをミニショルダーに収めて、妻を誘って近くの公園まで「春」を撮りに家を出た。
カメラをバッグに入れて。
ちょっとしたお出掛けにはいつも直帆布のミニショルダーを持ち歩く。一眼レフカメラと予備のレンズが収納できて、サイズ感もちょうど良い。荷物の少ない私にはぴったりだ。
カバンストリートを抜けて公園まで辿り着くと、緑で溢れ爽やかな空気が漂っていた。カメラを取り出して風景を撮ったり、ゆっくり妻と歩く時間は至福のひととき。
夫婦で持てる、シンプルなもの。
ちょうど良い木陰を見つけ、2人で腰を掛ける。
妻はショルダーバッグから2冊、本を取り出し1冊を私に渡した。妻はいつもそのバッグに数冊の本を入れて持ち歩いている。
以前私が購入したそのバッグは、夫婦で一緒に使っているのだが、シンプルなデザインでカジュアルに使える手軽さが良い。男女問わず持てる絶妙な大きさだ。
海外旅行が趣味の妻は、旅行の際必ずこのバッグも持参する。開閉部は「ヒコーキナスカン」と呼ばれる金具が付いて、慣れると簡単に開けることができるが、一見すると複雑に見える仕様は防犯対策にもなり、安心して持ち歩けるらしい。
もちろん、海外旅行中も本を数冊詰めこんでいるようで、どうやら妻には手放せないバッグになっている。
普段何気なく通る道も、ゆっくり話しながら歩くと色々な発見があって楽しい。
また妻と「夏」を撮りに出掛けたい。
※カメラバッグとしてご利用の際は、お持ちのカメラのサイズをご確認ください。